義理人情で保険に加入する?
一昔前は生命保険は義理人情で縁故や知り合い、たまたま回ってきた保険外交員から加入する人がほとんどでした。
保険に加入する側もしっかりと保険の内容を理解して加入する事は少なく義理人情で保険外交員の人となりを信用して生命保険に加入していました。
しかし、せっかく担当者の人間性を信頼して長期にわたる高額な生命保険に加入したのに、ある日いきなり知らない人が「ここのエリアは私の担当ですのでお客様の担当は今後、私になります。」とやってきて挨拶もそこそこに保険の入り直しを勧められたり・・といった事はよく聞く話です。
知らない間に加入した当時の担当者はとっくに辞めていて、引き継ぎも無く、新しい担当者に保険商品の勧誘をされる。
・・なんだかおもしろく無い話ですよね。
実際の話、保険外交員の離職率は大変高く入社から1〜3年以内には9割が退社してしまいます。
それは新規の保険契約をとるのがとても大変で親戚、友人、知り合いを保険に入れてしまえばあとが続かないからというのが本音のようです。
保険契約をとるまでは自腹で交通費、プレゼント、時間をかけて足しげく通っても、一度保険の契約をとってしまえば新規契約のノルマに追われて足が遠のき、こちらが解約や保険金額を下げるといった申し出をしてもなかなか来てもらえない・・といった事もありがちです。
離職率から考えても保険会社の担当者は頻繁に変わる事が普通ですから保険は義理人情で加入するべきでは無いといえます。
加えて大手4大生命保険会社の主力商品は主契約の保険+複数の特約保険のセット商品です。
生保レディなどの保険外交員も会社から「これを売ってこい!」と言われるので勧めてくる保険商品も大体これです。言ってしまえば福袋のようなものなので、あなたのあまり必要としない余分な特約が入っている可能性が大なのです。
生命保険はマイホームや車に次ぐ大きな買い物です。しっかり理解し、納得して加入したいものです。
生命保険の加入や見直しは保険のプロ、ファイナンシャルプランナーの保険相談がおすすめです。
どこの保険会社に属さないフリーな立場のファイナンシャルプランナーがたくさんの保険商品の中からあなたピッタリに保険プランを無駄なく組み直し、提案してくれるので保険料の大幅カットが期待できます。